【モチベーション】
共通テストに向けて
共通テスト前日になりましたね。
僕は水曜日に最後の授業がありました。
生徒に伝えたことは大きく二つです。
①共通テストの前から「これで終わりじゃない」と強く思うこと
ほとんどの生徒がここ数ヶ月は共通テストのことだけを考えて、本気で取り組んできたと思います。
そのため、共通テストが終わると「やりきった感」がでて、次の試験に向けた勉強に力が入らないという子が一定数現れます。
実際、僕が現役の時も、センター試験終わりのクラスの雰囲気には、センター試験前の張り詰めた緊張感がなくなっていました。
しかし、絶対にその雰囲気に飲まれてはいけません。
勝負はまだまだ続きます。
その雰囲気に飲み込まれないためには、テストを受ける前から「この試験が終わっても、受験は終わりではない。」と強く思っておくことが重要です。
「テストが終わったその瞬間から次の方向を向いて進むんだ!」と何度も何度も自分に言い聞かせてください。
そして、終わった瞬間からいつも通りの場所で、いつも通りの気持ちで淡々と勉強を続けましょう。
②共通テストの結果はあくまで手段である
共通テストの結果はあくまで手段であり、目的ではありません。
仮に思ったより取れなかったとしても、絶対に自暴自棄にならないでください。
思考を止めたら終わりです。
逆に成績が良かった場合にもはしゃいではいけません。ライバルは2次に向けて本気で勉強してきます。
結果が良くても悪くても、「共通テストの結果」という手持ちのカードを使って、いかにより良い選択をするかに目を向けましょう。
落ち込んだり、後悔するのは今ではない。はしゃいだり、浮かれるのも今じゃない。
志望校を変えるのか。変えずにここからの挽回を目指すのか。
得意科目に重きをおいて勉強するのか、苦手な単元の克服に集中するのか。
今ある状況を冷静に受け入れて、その中でベストな選択を「戦略的に賢く」考えましょう。
みなさんがベストを尽くせることを祈っています。